■Death of Love■

この手の中に愛の形すら貰えないのですか。



いつだったんだろう ボクの殻が破れたのは。
いつだったんだろう ボクが、僕で在ったのは。

この瞳に映るセカイ
耳にする音は全て架空の登場人物
そんな全てが本当で、全てが偽りだった渦の中心で
ボクの行き先は決まっていたのですか?

単純で難解 矛盾を内包する過去→現在→未来
それは有機→無機 掌の上踊らされてる道化師のよう
ただ狂い 叫び 笑ってた

外界へ浸透してく正常という名の常識
淘汰される異常という名の悪
ボクはその該当者だったらしい
でも、どうしたんだろう。微睡む意識の中の最期
嘲笑うかのごとく僕を見つめるキミがいた

何様のつもりだと心底吐いた
それは私がアナタを支配してるからと答えた

肉体からの開放なんて怖くは無い
何より恐れたのはキミからの完全否定
そして気づいた
「キミがセカイだった」コトに


・・・あれからどれだけ経っただろう
僕は今 ボクなのだろうか
投げかけた疑問さえ届きやしない
キミは踊り 世界は永遠に廻り続けてたから




Copyright (c) Till the end of sky All rights reserved.