■Theme■
ここにあるのは、物語のテーマ(暫定)です。
こんな感じで作ります、みたいな。
何か感想とかあったら戴けると嬉しいです。
ではどうぞ。
この空は、果てしなく広く。
この世界は、限りなく大きい。
でも俺は。ちっぽけなこの俺は。
この世界に点在する、一固体に過ぎない。
だから。
自分自身を主張しながら。
存在意義を模索しながら。
俺は現在(イマ)を生きてきた。
何も疑わず。
それこそが自分の在り方だと信じて。
だが。
いつしかそれは「目的」が「目的」と成り果て。
希薄だった意味は、その意味を亡くして行く。
俺を、人々を束縛し続けるそれは。
世界が作った、限りなく、大きく単純な循環(サイクル)。
もし。
俺が、世界を辿ることが出来たら。
俺が、その世界に抗うことが出来たら。
-この、果てしなく広い空から。
-この、限りなく大きな世界から。
…どんなモノが見えるんだろう。
とまぁ、こんな感じになります。
今回の脚本を制作するに当たってやりたいと思っていたことがあって、それは
「世界や、自分の本当の在り方」と「次のステップの提示」なんです。
例えば、自分の場合学生だけど。でも、何のために学生をやっているのか?
答えは簡単。
社会に出るため。社会で必要な、知性を身につける為。
でもそれだって上(政府)が国民に押し付けてやらせていること。
そういうシステムは必要だと思うけど、問題はその内容。
単純で、無機質で、同じような人間ばかり作る場でしかないと思っている。
そういったやり方に非常にムカついて。そんなものぶっ壊したい。
そう考えた自分は、
「今、この社会に抗うことが出来たら、どうなるんだろう?」という疑問を持ち始めて。
そして今回、その膨らんだ疑問を追及したい、自分(達)の在り方を明確にしたいと思い、
上記の二点を基盤とした、脚本の制作、という方法を選んだわけです。
この脚本では、「現状告発」だけにとどめず、あえて、「次のステップ」へ導くことに比重を置いて書いていきたいと思っています。